耳のお悩み
「耳が痛い」「耳から汁が出る」といった症状は、耳掃除のしすぎが原因となっていることもあります。外耳炎や鼓膜の損傷により、出血や感染を起こすこともあるため注意が必要です。耳掃除のご相談・処置も行っておりますので、お気軽にお問い合わせください。

こんな場合はご相談ください
- 耳が痛い
- 聞こえにくい
- 耳垂れが出る
- 耳鳴りがする
- 耳がかゆい
- めまいがする
- 補聴器の相談がしたい など
鼻のお悩み
くしゃみ、鼻水、鼻づまり、においがわかりにくいなどの鼻の症状は、アレルギー性鼻炎や副鼻腔炎、風邪などが原因のことがあります。
鼻の不調は睡眠や集中力にも影響しやすく、生活の質を下げる原因にもなります。

こんな場合はご相談ください
- 鼻がつまる
- 鼻血が出る
- 鼻水が止まらない
- においが分からない
- 変なにおいがする など
のどのお悩み
のどの痛みや違和感、声のかすれ、飲み込みにくさなどの症状は、風邪や喉頭炎、声帯の使いすぎなどさまざまな原因が考えられます。
悪化すると食事や会話に支障が出ることもあります。
症状が続く、強くなる、繰り返すといった場合は、お気軽にご相談ください。

こんな場合はご相談ください
- のどが痛い
- のどに違和感がある
- 声がかすれる
- 味が分からない
- のどがかゆい
- 咳が止まらない
- のどに物が詰まった など
くびのお悩み
首のしこりや腫れ、違和感は、リンパ節の腫れや甲状腺の異常、まれに腫瘍などが原因のこともあります。
耳やのどの炎症が関係している場合もあります。
目立った症状がなくても、触れて気になるものがある場合は早めに受診しましょう。必要に応じて超音波検査などを行います。

こんな場合はご相談ください
- くびが痛い
- しこりがある
- 首が腫れている など
こどもの症状
お子さまは体の不調をうまく言葉で伝えられないことが多く、症状に気づきにくいことがあります。何度も熱が出る、耳を気にする、鼻づまりで眠りが浅いといった様子があれば、早めにご相談ください。
ご家族の不安にも寄り添いながら、やさしく丁寧に診察いたします。

こんな場合はご相談ください
- 耳をよく触る
- 耳垂れが何度も出る
- 鼻水・咳が長引いている
- 頻繁に鼻血が出る
- 聞き返しが多い
- テレビの音を大きくする
- いびきをかく
- 口をポカンと開けている など

当院でできる検査・治療

発熱
発熱や風邪では、のどの痛みや鼻水などの症状が現れることがあります。
耳鼻咽喉科は、耳・鼻・のどの専門医です。症状の原因をしっかり調べ、早く回復できるよう適切に治療を行います。地域の皆さまのかかりつけ医として、当院ではインフルエンザの検査にも対応しています。

花粉症・アレルギー性鼻炎
薬物療法
くしゃみ、鼻水、鼻づまりといったつらい症状を抑えるために、抗ヒスタミン薬や点鼻薬などを用いて治療を行います。症状の出方や体質に応じて、患者さま一人ひとりに合わせたお薬を処方します。
舌下免疫療法(ダニ・スギ花粉)
アレルギーの根本的な体質改善を目指す治療法です。アレルゲンに少しずつ体を慣らしていくことで、長期的に症状の改善や発症の抑制を図ります。
- 治療方法
- 自宅でアレルゲンを含む錠剤を舌の下に置き、1~2分後に飲み込みます。毎日継続して服用します。
初回は院内で行い、アレルギー反応の有無を確認します。 - 治療期間
- 3〜5年が目安です。継続することで症状の軽減・改善が期待できます。
- 注意点・副作用
- 口の中や唇のかゆみ、舌のむくみ、じんましん、嘔吐、腹痛、下痢などが起こることがあります。
まれにアナフィラキシーショックや喘息発作が起こる可能性もあります。

いびき・睡眠時無呼吸症候群のご相談
主な症状
- いびきをかく
- 睡眠中に息苦しさを感じる
- 寝つきが悪い
- 熟睡感が無い
- 何度もトイレに起きる など
無呼吸症候群の検査
内視鏡を用いて鼻や喉の狭窄部位を調べたり、簡易型検査キットを貸し出してご自宅で睡眠時の呼吸状態(無呼吸低呼吸指数:AHIなど)を検査することが可能です。
簡易検査でもある程度無呼吸の程度が強い場合は後述のCPAP療法が保険適応となります。
- 治療方法
-
- CPAP療法
- 睡眠時に鼻に専用のマスクを装着し、空気を送り込むことで気道を広げ、無呼吸の発生を防ぐ治療法です。使用を継続することで、日中の眠気や集中力の低下などの症状改善が期待できます。
- マウスピース療法
- 就寝時に下あごを前に出すように固定することで、気道を広げ、いびきや無呼吸を和らげます。
歯科との連携のもと、作成・調整を行います。マウスピースの効果を判定するために、マウスピース作製後、装置を付けながら再度簡易検査を⾏うことをお勧めしております。 - 手術
- 気道閉塞の主な原因が扁桃肥⼤などの場合には、⼿術で切除することで無呼吸が改善する場合があります。
また、⿐閉を起こす⿐疾患によりCPAPを装着することが困難になることがあり、手術が必要になる場合があります。

頭頸部がん(咽頭がん・喉頭がん)
咽頭や喉頭など喉に発生するがんは、早期発見・早期治療がとても重要です。
声がかすれる、のどに違和感や痛みがある、飲み込みにくいなどの症状が長く続く場合には、精密検査をおすすめします。
内視鏡検査(ファイバースコープ)
鼻腔を局所麻酔したうえで、鼻から軟性のファイバースコープを入れて、咽頭・喉頭を観察し、咽頭がん、喉頭がん、声帯ポリープなどの鑑別を行います。1ミリ程度の小さながんまで発見することが可能です。痛みはほとんど無く、5分ほどで終了します。
超音波検査
首のしこりの症状やリンパ節転移を調べます。必要に応じて穿刺吸引細胞診を行います。
CT検査
がんの進展範囲や転移の有無を調べるために行います。病期を判断するための基本となる検査であり、大半の方に受けていただきます。
※当院では医療機器共同利用の制度により、中濃厚生病院様でCT検査を行います。
当院で検査予約・診察(結果説明)・会計が可能です。







